数は多くないが、沼にも、川にも、いたるところにカイツブリはいる。手賀沼周辺の人は、昔から「もぐっちょ」とか「むぐっちょ」と親しみをこめて呼んできたという。潜るのが得意で、小魚を捕る。相当長い時間潜り、だいぶ遠くに浮き上がることもしばしばだ。
小さいし、また警戒心が強く、近づくとすぐに潜ったり、逃げたりする。だから、写真が撮りにくい。
鳴き声が独特で、「ケレケレケレケレケレ」とかん高く鳴く。遠くまでよく聞こえる。
風のない静かな日。こちらに気づいて、ちょっと首を曲げてこちらを見た。足の指は、木の葉のような水かきがついていて、泳ぎがうまい。(2006年2月19日)
潜った後で、羽がぬれている。丸い目とするどい嘴。(2006年2月19日)
すぐに逃げる。だから後ろ姿の写真がよく撮れる。(2006年1月29日)
1羽いることも、複数いることもある。だが、10羽といったような多くの集団は見たことがない。(2005年10月8日)
魚を捕りに潜った瞬間。おしりをあげて、首を下にして、一気に潜る。(2006年2月25日)
これも潜るところ。(2006年1月22日)
水中に入ってしまった。足が大きい。これで水を蹴る。(2011年1月8日)
浮き上がって、魚を捕れることはあまり多くないようだ。小さい魚だとすぐに飲み込んでしまうので、写真を撮るチャンスはない。これは、大きな魚なので、すぐには飲み込めず、写真が撮れた。(2006年2月4日)
静かな水面で、動くと輪が広がる。(2006年3月26日)
これはまだ若いのかもしれない。結構精悍な顔をしている。(2007年1月8日)
これも若いようだ。(2008年1月13日)
これも若いようだ。(2014年2月23日)
結構鋭い顔つき。小さいとは言え、狩りをするのだから。(2013年12月14日)
顔のアップ。まだ若い。(2014年2月23日)
小魚を捕った。この鳥は魚捕りがうまい。というよりは、このあたりに小魚が多くいたのかも知れない。(2014年2月23日)
エビを捕った。潜って、羽がぐっしょり。(2014年2月23日)